補助金情報(中央区の税理士事務所)

補助金とは、経済産業省(中小企業庁)が政策実現のため行っている制度です。

※補助金には、地域を選ばないもの(経済産業省が行っており全国で申請できるもの)と、地域限定のもの(例えば中央区限定等)といった、2つがあります。
ここでは、全国申請できるもの(経済産業省)が説明しています。

雇用関係でもらえる助成金とは違い、補助金は次のような特徴があります。

  • 条件を満たしても貰えない可能性がある(先着順や面接落選等)
  • 応募時期が決まっている

助成金は、条件を満たせば必ずもらえます。

これに対して、補助金は必ずもらえる訳ではありません。条件を満たしても・・・

  • 面接での落選
  • 高倍率による落選
  • 国の予算オーバー等による早期締め切り等

といった理由があるため、とても難易度が高いです。
中小企業の場合、補助金が出ても、多くの場合は数百万円程度です(もちろん大きな金額です)。
貰うための条件はとても、厳しく時間もかかります。
ですから、顧問税理士等に相談しながら、貰えたらラッキーという感じで書類を準備しましょう。

もちろん、補助金にも、可能性の高いもの、低いものがあります。

こちらのJ-Net21(中小企業基盤整備機構)に補助金一覧が記載されていますので、定期的なチェックをお勧めしています

可能性が高いと言われているものをまとめましたので、ご参考にしてみてください。

[ものづくり補助金]

採択数が多い補助金です。開発投資や設備投資をした場合に補助金が出ます。
要件が複雑ですが、採択倍率が比較的低い(2倍~3倍)となっているため、使いやすい補助金となっています。
(認定支援機関からの確認書が必要になります)

◎対象者

中小企業・中小企業による共同体で以下の要件のいずれかを満たすこと。

  1. 革新的なサービスの創出
  2. ものづくりの革新
  3. 共同した設備投資等による事業革新

◎補助金の内容

  1. 革新的なサービスの創出(補助率2/3)
    (1)一般型 補助上限額:1,000万円
    (2)コンパクト型 補助上限額:700万円
  2. ものづくりの革新(補助率2/3)
    補助上限額:1,000万円
  3. 共同した設備投資等による事業革新(補助率2/3)
    補助上限額:共同体で5,000万円

[創業補助金]

創業する場合等に、補助金が出ます。
創業地域の限定があり、かつ、すぐに定員になってしまうため、こまめなチェックが必要です。
(平成27年分は既に締め切りとなりました)

◎対象者

創業を行う個人、中小企業・小規模事業者等

◎補助金の内容

対象経費(店舗借入費、設備費、人件費、広報費、旅費等)の2/3
創業の場合の上限額は200万円